2011年8月17日水曜日

日本語として通じないダミーテキストの重要性

以前、ダミーテキストとして使用するには和欧混の 組見本用創作文『問わずがたりの洋酒外史』 がいいんじゃないかと思っていたんです。

しかし、第10回 カンプ用のダミーテキストを用意する を読みまして考え方が変わりました。
デザインカンプ用として作ったInDesignデータが,そのまま印刷用のデザインデータとして使われることも多いはずです。パンフレットのデザインなどでは,テキストフレームの数も多く,ダミーテキストを実際のテキストへと差し替えないまま,ダミーテキストの状態で出校するような手違いも起こりがちです。
[サンプルテキストの割り付け]で流し込むダミーテキストを,通常は,使うことのないような文章にしておけば,ダミーテキストのセンテンスを使って検索し,点検ができ,ダミーテキストの「置き忘れ」のようなトラブルを防止することができます。
実際、「ダミーテキスト」と入力されたまま、印刷された例をtwitterで見かけたこともあります。原因はダミーテキストが日本語として意味が通ってしまい、スルーしてしまうことにあったのではないでしょうか? 逆に意味不明の言葉であったならスルーすることなく、的確な赤字が入ったと思います。

で、思い出したのが
たけうちさんの10)文字を適当に置き換え(危)

最初、これを見た時、暗号ゴッコの遊びにしか使えず実用性ゼロと思っていたのですが、ダミーテキスト作成に使えます。というか、それ目的だったのでは?

他にもmilligramme 3ccさんが [InDesign]文字コードをずらすScriptUIパレット を出されてます。こちらは
ダミーテキストをつくったりくらいには使えるかもしれません。
と発言されてますので、ダミーテキストは意味不明でなければならないと知ってのことだと思います。

人間心理に基づいたデータ作成の重要性を知らされました。


追記:たけうちさんのとこにも「ダミー文字作成にどうぞ。」って書いてありました(^^;

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