2011年7月9日土曜日

データチェックの復習

久しぶりに派遣案件の紹介がありやした。仕事内容はデータチェック&修正。
2年の警備業務の間にほとんど忘れました(^^;

恐怖の白オーバープリ、ヘアライン、塗り足し、TrueTypeとType1...
他にもまだまだあったような気がしますが思い出せません。

イラレの白オーバープリはWhite Overprint Detector CS345で解決。
InDesignの白オーバープリはCS4からライブプリフライトで桶。
イラレの白オーバープリのチェックもできるからこれだけでもいいか。

で、思い出したのがQuark。昔はAppleScriptがあったのだが、ほとんどのサイトが消えている。それでも掲示板に難波さんが
tell document 1 of application "QuarkXPress 3.3 Demo" to set background trap of picture boxes whose color = "白" to knockout
を残していたのでメモ。XP環境のため検証できないのだが、弄れば4以上のバージョンの文字ボックスも含めた背景 "白"をノックアウトにしてくれそうだが、どうだろう。。。んっ? 何かメモった記憶があるな。。。と思い過去blogを見たらQuark4のクリッピングパスの続きにメモっていた。
tell application “QuarkXPress”
 tell picture boxes of pages of document 1 whose color is “白”
  set background trap to knockout
 end tell
end tell


てとこ。generic boxesなら尚良し。
picture boxesをgeneric boxesに変えればtext boxにも適用されるんだろうな。にしてもASの過去資産が消えてQuark8を使うのはかなりきついよな。


次にヘアライン
これもよくお目にかかった。というかデザイナーの方はヘアラインというものが分かってないのではないか?と思ったくらい。
ヘアラインは最小デバイスピクセルで出力機の解像度に依存します。
600dpiのプリンタの場合、ヘアラインは
1インチ(25.4mm)を600で割った数値=0.0423mm
まぁプリンタでそれなりに見えます。

しかし、このデータを印刷会社に渡しますとRIPの解像度は2400dpiなので
1インチ(25.4mm)を2400で割った数値=0.0106mm

1/100ミリです!

単位変換で確認してください。


で、以前はどうやってチェックしていたかというと、、、

目でチェックしてました。。。orz

0.1ミリと0.04ですと流石に見た目で分かりましたので(^^;;; 恥!

しかし今ではヘアラインレタッチ(version 1.3.3)でイラレとInDesignはチェックできます。まぁこれとてInDesign CS4のプリフライトプロファイル設定でチェックできるわけです。

で、またしても思い出したのがQuark。まぁPDFで修正する手もあるのだが、元データから直すのが筋。

ver4からヘアラインが出てきたから対応のAppleScriptがあるはず!と調べても消えている。寺の掲示板過去ログに難波さんの罫線の太さをいっぺんに変えるスクリプトが残っているのみ。
tell document 1 of application "QuarkXPress"
try
set ll to object reference of line boxes whose selected = true
if class of ll = list then error
on error
display dialog "選ぶラインは一本だけ" buttons "キャンセル" default
button 1
end try
set {spref, lw} to {object reference of spread 1 of page 1 of ll, width
of ll}
set {text returned:new_width} to ▲
display dialog ▲
"変更後の線幅(単位はドキュメントのデフォルト(単位は入れない、入力は
半角数字のみ))" default answer ▲
lw buttons {"キャンセル", "OK"} default button 2
set width of line boxes of spref whose width = lw to new_width
end tell

※▲は取って、一行にして欲しい部分です。


日本がダメでも海外のPubli-Script Forumsにありました(^^
tell application "QuarkXPress"
activate
if not (exists document 1) then error "No document is open."
tell document 1
set HL_Boxes to every graphic box whose box type is line box type and width is "0 pt"
repeat with i from 1 to count of HL_Boxes
set width of item i of HL_Boxes to "0.25 pt"
end repeat
end tell
end tell


TrueTypeとType1はさすがに忘れた。
TrueTypeのImpactを使われた場合、そのまま出すとType1に置き換わり、文字幅が露骨に違っていたことだけ覚えている。対処法もあったのだが忘れた。d-fontのHelveticaでも騒がれていたな。あとで調べるべ。

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