教会月報を今月号からパソ編で作成した時のトラブル。
小塚明朝を使いタイトルを入力すると

タイトル部分の上部が切れている。(表示だけの問題かな?)と思い、、、放置。
しかし、PDFにしても同じ状態。
OpenOfficeのようにPDF保存機能がタコなのかと思い、PDFドライバ(CubePDF、easyPDF Printer 6)を使ってみたが同じ症状。ならばScreen MultiStudioでは、とやったものの結果は同じ。
原因は

にチェックされていなかったから。
ここで「内部レディング」なる言葉を知ることとなる。
「内部レディング」とは、アクセント記号などを入れるためのスペースのことで、アセンダーラインの上にあります(内部レディングやアセンダーラインについては「文字サイズと行送り」をどうぞ)。パーソナル編集長では、「行桁詳細」で設定しないと内部レディングを無視するようになっているようですね。
はい、出荷時の設定そのままで使用していたことが原因でした。
ちなみにAdobe製品に「内部レディング」のチェック項目ってあったっけ?
それはともかく出荷時の設定は素人でも苦もなく使える設定にして欲しいと思うのであります。
プロ用のDTPアプリでさえ出荷時の設定では問題が発生するため、ユーザー側で初期設定を作り直すことが当たり前になってます。まぁ勉強になるからいいんですけどね、それを生業としている方には。。。
しかし、データを受ける側にとっては堪ったもんじゃありません。まともに出力できるように修正する作業が発生します。ほぼ無償の行為です。アガペの愛というものでしょうか。こんなことはメーカーがユーザーの声に耳を傾ければバージョンアップの度に改善されていくものなのですが、昔と変わらずです。
で、あかねさんのOS X付属の中国語フォント(ST○○)は出力不可を読ませていただきました。20年前と変わらないなぁ~が正直な感想。
当時、どんなデータが入稿してきたかというと
OSAKAを使ったデータが当たり前!
OSAKAは出力できない!と言っても理解してもらうのに一苦労。
ほかにも諸々あった(^^;A
で、原因を考えますとDTPをプリンタ出力までと考えていたAppleとフィルム出力までと考えていたAdobeのズレにあったんじゃないかと思うのです。AdobeのPostScriptバーサスAppleのTrueTypeもあったけど、そうは思いたくない。
で、今は亡きTNGプロジェクトというものが昔ありました。
アップルのMac OS X、アドビのAdobe InDesign、大日本スクリーンのTrueflow、モリサワのOpenTypeフォントを売るためのプロジェクトだったんですけど、それとは別に個人的に期待していたのは大日本スクリーンさんが参加することによって常に最終出力を前提とした設計になってくれるかな?ってことでした。
まぁその期待は裏切られたんですけどね。
埋め込み不可のフォントを
バンドルすんなよ~!
そんなことするからfontのフラグを立ててフォントを埋め込み可能にする輩が出てくるわけです。
むか~し、この件で調べました。
で、フォントを埋め込み可能にすることはできるようなのですが、まともに出力されるかは別問題。
はい、出力の人が泣きを見るわけです。
追記:あかねさんのtwitterより引用
STHeiti についてテストしてみました。OS X10.5まで付属していたSTHeiti Light.ttf、STHeiti Regular.ttfは埋め込めませんでしたが、10.6に付属の物は埋め込みできました
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